●老人、子供目立つ避難所●●



2008年06月12日(Thu)
●老人、子供目立つ避難所●●



中国・四川大地震で最大の避難所となった四川省綿陽市の九洲体育館。最も多かったときには2万人を超えた避難者も、7日までに約4千人になった。大多数は被害が大きかった同市北川県出身者で「老人、子供、女性らが目立つ」(同市当局者)。

 土砂ダムの中に家が沈んだ人、身寄りのないお年寄りも多い。連日30度を超す炎暑の中、体育館の周囲に毛布などを敷き、地元政府が手配する仮設住宅への割り当てを待つ日々だ。

 北川県曲山地区から逃げてきた瞿世文さん(82)は「家も何もかもなくなった。故郷にはもう帰りたくない」と言葉少なだ。7歳の娘が倒れた校舎の下敷きになり死亡した馮小莉さん(36)も、「帰れば娘を思い出す。毎日心が痛んで…。もうどこに住もうが構いません」

 綿陽市職員の劉緒竜さんは「帰る場所のある人はもうここにはいない」と話す。






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